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ワイン情報

凝縮感があり幾層にも重なるフレーヴァーがあります。アロマにはミネラル、葡萄の花、黄色いイラクサの花、スイカズラ、白バラ、レモン、ライム、白桃、アカシア、ほのかにキャ ンディー・アニスがあります。リッチでバランスが良く、とてもエレガントな口当たりがあり、柑橘、グアヴァ、洋梨、プラム、フレッシュ・アーモンドが感じられます。ミネラルがバックグラウンドにあり、繊細で余韻が長く、とてもエレガントです。3 年〜10 年以上の熟成が期待できます。

このラプレ・ミディのソーヴィニョン・ブランは、レ・パヴォ・ボルドー・レッド用のブドウのすぐ脇、セント・ヘレナ山の冷涼なスロープで栽培されています。ブドウは手摘みで収穫・選別され、その後全房圧搾され樽の中で自然に発酵されます。ソーヴィニョン・ブランのフルーティーさと柑橘の様な個性を保つために、MLF は行われません。全てのロットは別々に樽の中で澱と一緒に丁寧に攪拌作業をしながら9 ヶ月熟成され、その後ロットのブレンド作業を行います。「L’Après-Midi」はフランス語で「午後」を意味し、ピーター卿によると、このワインを飲み始めるのにちょうどいい時間だそうです。 2018 年はスタートに沢山の雨が降りました。春先はとても冷涼で、開花は若干遅れたものの理想的な気候の中で完了し、結実も豊富でした。冬の雨量の影響で樹勢は強く、カノピー・マネージメントをしっかりと行い、収量とクオリティのバランスを調整しました。夏場は熱波の影響がなく、とても穏やかでした。インディアン・サマーが長く続き、ソーヴィニョン・ブランとセミヨンはゆっくりと成熟しました。収穫時の気候も穏やかで、ブドウは豊作、ワインはとてもエレガントに仕上がりました。

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